安全に関する方針

令和8年度 運輸安全マネジメント

1. 2025年度 輸送の安全に関する目標 達成状況

目    標 結 果
重大事故 
(自動車事故報告規則 第2条に係る事故)
0 件 0 件(達成)
車内事故を含む人身事故 2件以下 1 件(達成)
有責物損事故  15 件以下 13 件(達成)
健康起因事故 0 件 0 件(達成)


2. 安全方針

会社の経営理念

1. お客様のしあわせと社員のしあわせを大切にします。
2. おもいやりの心とやさしさをもって行動します。

輸送の安全に関する基本的な方針

  当社は、企業理念を実現するために、輸送の安全に関し、下記の基本方針を定めます。

1 「安全第一主義」
2  「法令遵守の徹底」
3 「公共のバスとして地域貢献」
4 「お客様への誠実な対応」
5 「適正な事業運営」
  お客様の安全を最優先に、関係法令を遵守し、思いやりとやさしさが感じられる適正な事業運営により、お客様の満足度の向上を目指します。


3. 安全重点施策

当社は、輸送の安全に関する基本的な方針に基づき、以下のとおり本年度の安全重点施策を定めています。
2026年度 安全重点施策
▶ 「安全第一主義」を徹底し、関係法令・規則を遵守する。
▶ 年間教養計画に基づく安全指導・教育を適確に実施する。
▶ 輸送の安全に関する支出・投資を積極的かつ効率的に行う。
▶ 輸送の安全に関する連絡体制を確立し、必要な情報の伝達と共有を徹底する。
▶ 輸送の安全に関する内部監査を行い、必要な是正措置又は予防措置を講ずる。

2026年度 輸送の安全に関する目標
事 故 態 様 目標
重大事故
(自動車事故報告規則 第2条に係る事故)
0 件
車内事故を含む人身事故 1 件以下
有責物損事故 15 件以下
健康起因事故 0 件


行動指針
―― 信頼の獲得 ――
1. 安全運行を徹底し、地域貢献に努め、お客様の信頼に応える。
 

一朝一夕で信頼を得ることはできない

2. 懇切・丁寧なお客様対応を基本とする。

 

お客様の立場に立った思いやりのある言葉づかいと態度がポイント

3. 社員としてプロ意識と責任感をもつ。
  社員一人ひとりが責任と役割を自覚し、社会的責任を果たす全社員が一丸となって安全輸送を具現化する

「季別の行動指針」
  安全・快適なバス運行を定着させ、お客様の「信頼」に応えるため、次のとおり全社員が一丸となって取り組む「季別行動指針」を掲げ、その達成に向けて具体的な課題を実践します。

( 4月〜6月の目標 )
「安全第一」の業務運営
「安全」をすべてに優先し、社員が一丸となって安全運行を実践します。

( 7月〜9月の目標 )
「懇切・丁寧な顧客対応」
安心・快適にバスをご利用いただくため、懇切・丁寧な案内や対応を徹底します
◎ 心から「ありがとうございます。」の挨拶を励行します
◎ バス停のお客様をしっかりと確認し、安全に乗降していただくよう心がけます
◎ 時刻表に基づく適正運行を徹底し、早発は絶対しません

( 10月〜12月の目標 )
「法令・規則の遵守」
 法令・規則を守って、事故防止を徹底します。
◎ 始・終業点検を確実に実施します
◎ 交通ルール守り、危険予測に努め無事故運行を徹底します

( 1月〜3月の目標 )
「持続的改善」
 ヒヤリ・ハットと危険箇所を把握し、継続的な改善に努めます。
◎ 社内・車内を整理・整頓し、安全・衛生に努めます
◎ プロ運転士の心構え、車両の構造的特徴、危険の予測・回避等を再確認し、安全運行の維持・改善に努めます


4. 安全統括管理者

 運行管理者・整備管理者を統括し、輸送の安全を確保する仕組みを構築・維持し、安全管理規程を策定し、輸送の安全に関する計画策定・実行・チェック・改善(P・D・C・A)する、現場の安全の最高責任者として、以下のとおり安全統括管理者を選任しています。
役 職 氏 名 選任年月日
安全対策室長 小林 伸 令和6年6月21日



5. 安全管理規程

「上田バス株式会社 安全管理規程」 (別途公表) >
平成25年10月1日 制定
令和8年3月24日 改正

6. 2026年度 輸送の安全に関する教育及び研修等の実施計画

2026年度、輸送の安全確保を目的に、運行管理者、整備管理者及び乗務員等の教養及び研修を以下のとおり実施します。

1 運行管理者講習

 道路運送法(第23条第1項)に基づいて運行管理者を選任(R8.3現在 7名)・届出し、国土 交通大臣が認定する講習(概ね2年毎の「一般講習」)を受講します。(R8年度受講予定:4名)
 また、運行管理者補助者(R8.3現在14名)を選任・届出し、国土交通大臣が認定する講習 (一般講習、概ね2年毎)を受講します。(R8年度受講予定:8名)

2 整備管理者講習

 道路運送車両法(第47条)に基づいて資格者1名を整備管理者に選任・届出し、経験者1名 を整備管理者補助者に選任し、地方運輸局が行う整備管理者研修(選任前講習・概ね2年毎 の選任後研修)を受講します。(R8年度受講予定:1名)
  また、整備管理者補助者に対しては、随時、日常業務を通じ整備管理者による教養・指導を 実施します。

3 乗務員教養・指導

 貸切バス・乗合バスの安全運行のため、乗務員に対して、以下のとおり教養・指導及び訓練を実施します。
(1) 全乗務員共通

a. 全体安全会議(研修) 年3回
交通事故の発生状況と事故防止対策・法改正の内容・輸送の安全に関する当面の課題等に係る指導・教養及び訓練、グループトーキング等

b. Eラーニングによる個別教養 乗務員毎、各月1回(年12回)ほか
国土交通省の指針に基づく以下の11項目等について動画・各種データーを活用した個別教養を実施

1 . 事業用自動車を運転する場合の心構え
2 . 事業用自動車の運行の安全及び旅客の安全を確保するために遵守すべき基本的事項
3.  事業用自動車の構造上の特性
4 . 乗車中の旅客の安全を確保するために留意すべき事項
5.  旅客が乗降するときの安全を確保するために留意すべき事項
6.  主として運行する路線若しくは経路又は営業区域における道路及び交通の状況
7.  危険の予測及び回避
8.  運転者の運転特性に応じた安全運転
9.  交通事故に関わる運転者の生理的及び心理的要因及びこれらへの対処方法
10.  健康管理の重要性
11.  安全性の向上を図るための装置を備える貸切バスの適切な運転方法
12.  ドライブレコーダーの記録を活用したヒヤリ・ハット体験等の自社内での共有
○. その他、安全及び危険予測のドラレコ講座

c. 研修・訓練
 自然災害対応要領、バスジャック対策要領、避難・誘導、冬季山間道路走行訓練、タイヤチェーン装着訓練等
 警察・消防ほか外部専門機関の指導による事故時の対処要領、救急救護訓練(AED 使用要領を含む。)実地研修・訓練

〈2025年度研修訓練記録写真〉


(2) 貸切バス乗務員対象教養・指導

a. 貸切バス乗務員会議 年2回
貸切バスの交通事故発生状況、貸切バスの安全運行に関する課題等について、貸切バス乗務員を対象とした指導・教養、ヒヤリ・ハット体験発表、フリートーキング等

b. 安全運転中央研修所への入所
貸切バス乗務員及び技能指導者の運転技能等の向上を目的に、安全運転中央研修所に入所
(R8年度入所予定 2名)



4 特定の運転者に対する特別な指導

国土交通省の指針に基づき、「事故惹起運転者」・「初任運転者」・「高齢(65歳以上)運転者」 に対し、以下の特別な指導を実施。

(1) 事故惹起運転者指導

 重傷以上の事故を起こした運転者については、再発防止を図り、バス運行の安全確保のためにするために、6時間以上の座学教養、貸切バス運転者についてはこれに加えて 20時間以上の安全運転の実技の研修・指導。(R5・6・7年度 対象事故発生無し。)

(2) 初任運転者指導

次に掲げる者に対する「初任運転者」に、バス運転者として選任する前に実施する特別な教養・指導。
(初任運転者)
1. バス運転者として新たに雇い入れた者
2. 他の種類のバスの運転者として選任されていた者で、貸切バスの運転者として初めて選任される者
  バス(事業用自動車)の運転者として新たに選任しようとする者に対して、以下の4項 目(下表bP〜4)の所定項目について合計6時間以上の教養、さらに安全運転の実技研修を概ね2週間以上実施し、貸切バス運転手に選任しようとする者に対しては以下の6項目(下表bP〜6)の所定項目について合計10時間以上の座学教養、さらに安全 運転の実技研修20時間以上を実施し、全時間帯の動画記録を含む指導記録を保存。

初任運転者に対する教養項目
No. 所定教養項目 貸切バス以外
の運転者
貸切バス
の運転者
事業用自動車の安全な運転に関する基本的事項
事業用自動車の構造上の特性と日常点検の方法
運行の安全及び旅客の安全を確保するために留意すべき事項
危険の予測及び回避
安全性の向上を図るための装置を備える貸切バスの適切な運転方法  
ドライブレコーダーの記録を利用した運転特性の把握と是正  
安全運転の実技
(20 時間以上)

(3) 高齢運転者指導

 65歳以上の高齢運転者については、65歳に達した日以後1か月以内に国土交通大臣が認定した「適齢診断」を受診し(さらに、その後75歳に達するまで3年以内ごとに1回、75歳に達した日以後1年以内ごとに1回受診。)、その診断結果が判明した後1か月以内にその結果を踏まえ、個々の運転者の加齢に伴う身体機能の変化の程度に応じた事業用自動車の安全な運転方法等について指導。
〈R8年度 指導実施予定数 6名〉

5 乗務員教養指導体制及び実技指導実施状況等

 乗務員指導・教養の指導担当者は、座学について指定指導者(総務部次長)、初任運転者の安全運転実技について以下の実技指導指定乗務員。

 実技指導は、貸切バス初任運転者1名について20時間以上、乗合バスの初任運転者については経験や技能に応じて十分な時間をかけて実施。

〈貸切バス実技指導体制(2026.4.1現在)〉

No. 指導者 年齢 貸切バス乗務経験 指導経験
M.K 64 38年10か月 30年
H.O 67 34年5か月 21年
T.M 71 28年9か月 18年
A.K 50 16年1か月 10年
J.M 51 29年6か月 12年
6 T.H 60 13年6か月 10年
7 W.M 52 15年8か月 8年
8 H.F 45 9年5か月 6年
9 M.T 38 7年6か月 3年
10 A.W 53 18年6か月 1年

〈2025年度 貸切バス初任運転者実技指導実施状況〉

No. 初任者 教習日時 教習路線等 教習車両 教習内容 指導者
A
R7.4.26〜
R7.5. 1
(4日間24:21時間)
(国)18・19・20他
(高) 中部横断
(県)・(市)上田・長野
・佐久・松本他
大型バス
(F-081)
(H-103)
一般・高速道走行
観光地道路走行
Y.M
H.O
M.K
B
R7.5.3〜
R7.5.8
(4日間23時間)
(国)152・19他
(高)北陸・上信越・中央道他
(県)長野・大町他
大型バス
(H-072)
(H-091)
(F-191)
一般・高速道走行
観光地道路走行
A.K
H.O
M.T
C R7.5.2〜
R7.5.7
(4日間23:37時間)
(国)8・17・18・19他
(高)上信越他
(県)・(市)上田・長野
・松本・白馬他
大型バス
(F-111)
一般・高速道走行
観光地道路走行
山間地道路走行
H.F
T.M
J.M
M.T
D R7.5.2〜
R7.5.12
(4日間22:56時間)
(国)8・18・19他
(高)北陸・上信越
(県)・(市)上田・長野
・松本他
大型バス
(F-081) (F-082)
一般・高速道走行
観光地道路走行
山間地道路走行
H.O
T.H
J.M
E R7.6.18〜
R7.6.26
(4日間28:26時間)
(国)18・19・141他
(高)上信・北陸他
(都)・(県)・(市)上田・長野・草津他
大型バス
(F-095)
(H-103)
(H-102)
(F-111)
一般・高速道走行
観光地道路走行
山岳地道路走行
都心道路走行
J.M
M.T
H.F
H.O
F
R7.6.17〜
R7.6.25
(4日間29:35時間)
(国)18・19・141他
(高)上信・北陸・長野
関越・首都他
(都)・(県)・(市)
上田・上越・長野・草津・東京他
大型バス
(F-136)
(H-103)
(F-111)
(H-102)
一般・高速道走行
観光地道路走行
山岳地道路走行
都心道路走行
A.K
H.F
J.M


7. 安全に関する各種活動及び社会参加

1 自治体等が行う交通安全啓発活動への参加

 地域交通安全協会に事業所会員として参画し、季別の交通安全運動ほか自治体・警察等が行う交通安全啓発活動に参加します。

2 保育園・小学校におけるバスの乗り方教室等の実施

 自治体や保育園・小学校と連携し、バスの乗り方教室を開催します。

3 小学生児童通学路での誘導活動

 地元小学校の通学路の危険箇所において、年間を通じ児童の安全を守るための誘導活動を行います。

4 地域における各種防犯活動への参加

 地域自治体の防犯協会に企業会員として参画し、特殊詐欺被害の防止をはじめとする各種防犯活動に協力します。

5 公共交通利用促進施策への協力

 自治体等が取り組む公共交通利用促進施策(会議出席、広報・啓発活動)に協力し、自治体の路線バス運行を受託するなど、公共交通の利用促進施策に積極的に参加しています。

6 地域における安全活動の実施

 自バスまつりを企画し、警察署や交通安全協会のご協力を頂き、ご来場の皆さんに交通安全意識の啓蒙活動を行います。またバスを用いた「交通安全教室」を実施し、交通安全意識高揚の活動に取り組みます。


8. 安全性向上のための投資

バス運行の安全性向上の継続性維持を目的に、以下のとおり積極的な業務改善や施設整備に投資します。

1 事故防止関係

・ 乗務員、運行管理者、整備管理者に対する事故防止教育等に係る経費
・ 講習受講費(安全運転中央研修所研修、運行管理者・整備管理者講習、インターネット研修等)
・ 適正検査機器の活用(令和5年4月導入)

2 健康管理関係

・ 健康診断、SAS・脳MRI・眼科健診等
・ 感染症防止等の対策
・ メンタルヘルス・カウンセリングに係る経費

3 車両整備関係

・ 安全性向上機器等の導入
・ 車両の整備・修繕等
・ 新ドライブレコーダーへの改善

4 施設整備等の整備

・ 確実な点呼と記録保存のための設備改善等
・ 停留所施設及び位置の見直し等
・ 点検・整備場所の確保と設備を段階的に充実

〈安全性向上のための投資額〉

項  目 2026年度予算 2025年度実績
事故防止活動関係経費 100万円 95万円
健康管理関係経費 100万円 80万円
車両整備関係経費 8,500万円 8,500万円
施設整備関係経費 200万円 210万円
合    計 8,900万円 9,721万円


9. 内部監査

 バス事業者として安全管理体制の構築・改善の取組みの適合性及び有効性を確認し、安全性の向上を図るため、年度毎に内部監査を実施します。
 内部監査は、経営トップ、安全統括管理者等及び必要により現業実施部門を対象として実施査します。
 監査の内容は、安全管理体制の構築・改善の取組みが、安全管理体制に係る規程・手順に適合しているかをチェックするもので、指摘事項は速やかに改善し、安全性の向上に反映に努めます。





組織図



被害者等支援計画書 ⇒